タテヨコなBusiness&Lifestyle blog

投資、転職、ビジネス記事を綴っていきます。

上司に精神を追い詰められる。本人は気づかないのです【サイレントパワハラ】

本来なら協力しあって成果を出すはずのチーム。しかし未だなくならないハラスメント。

現代で見られ始めた「わかりづらいタイプ」、その対処法を解説。

 

あなたの成長には何が必要で何が不要なのか?

これがハッキリとしてとるべき行動がわかります。



こんな方にオススメ

  • 上司の言動にビクビクしている
  • 何をしても怒られて自己肯定感が低い
  • 人格否定されている気がするがパワハラか分からない

 

目次

【サイレントパワハラ】上司に精神を追い詰められる。本人は気づかない

パワハラなのか曖昧なものが増えている現実

人生の大半を「苦痛に我慢する」ことに費やさない

サイレント型パワハラ。上司の精神の追い詰め方も多様化

性別・世代問わず8割がパワハラを経験している

ジワジワ精神を追い詰める「サイレント型」事例の増加

サイレントパワハラ上司は自分で気づいていない

上司に精神的に追い詰められる「サイレントパワハラ

1.答えられなくなるまで問い詰める

2.他の人と比較し「不要」をチラつかせる

3.上長と共同してメンバー全員で問い詰める

4.嘘の噂を流される

5.一挙手一投足を責められる

6.ことあるごとに個室に呼び出されダメ出し

7.メールの書き方や内部ルールにダメ出し

サイレントパワハラな精神を追い詰める環境から脱出!

【サイレントパワハラ】上司に精神を追い詰められる。本人は気づかないのです

 

パワハラなのか曖昧なものが増えているのが現実

日々の仕事の中で

  • 上司からの言動
  • 同僚による言動

などで精神的に追い詰められていく。

 しかしそれがいわゆる

これらにあたるのかどうか、わからなくて一人で抱えているのでは。

 

お局は、人のミスを他人にアピールするように大声で報告したり噂したりするけど、これってパワハラ

入って半年の職場の上司にこんな仕事ができない人いるのか。

見ててわからんもんかねーって大声で叫ばれたけどこれってパワハラ

下ネタを言われると嫌でも返さないといけないんだけど、これってパワハラ

 

もし下記のどれかに該当するならパワハラを疑って、録音やメモを取るなどして専門家へ相談をするべきです。

 

パワハラと疑われる事例 >

  1. 人前で怒鳴ったり恥をかかされる
  2. できない、ダメだと常に言われる
  3. 傷つくような冗談を常に言われる
  4. 行動をコントロールしようとされる
  5. 過去にした失敗を繰り返し非難される
  6. 間違いを指摘するだけで解決策を教えない
  7. 周囲と違うことを示して不安な気持ちにさせる
  8. 無視をしたり、仕事を制限されるなどしている
  9. あなたの夢や目標、成果を見下してバカにする
  10. プライベートな秘密などオープンにしてないことを言われる
  11. 理解力が低い、障害があるんじゃないかと平然と言ってくる
  12. 問題があるとその原因をあなたの行動や態度せいにしてくる
  13. 人を非難するくせに、自分が非難されると急に怒り出す

最近多く聞かれる「社内ニート状態」もパワハラに当たり、下記で内容や対処法を解説します。

 

人生の大半を「苦痛に我慢する」ことに費やさない。本来なら同じ組織に属する同士、協力して盛り上げていくべきなのに毎日精神をすり減らされ憂鬱な日々となっている。

傷つくために出社しているのか。あなたはそんな会社でも「貢献したい」意欲はあるんですか?

 どんな規模の企業であれ、精神を追い詰めて「心身の正常な状態を害している」ことを気づかないのが企業。

そのまま頑張ったとしても、あなたの人生の大半を「苦痛」と言う思いだけで占められてしまうのは、火を見るより明らか。

 

それだけ人は「仕事」に人生の多くの時間を費やします。

フリーで生きていけるならいいけど、組織に属して給与を得ている人がほとんどの社会。

でも、無理してそこに居続ける必要はない。辛かったら逃げていい。会社なんていくらでも他にある。そして、助けてくれる人がいます。

 働きながらでもいいので、転職に向けた行動を起こすべき。

それで精神を病んでしまい、何もできなくなってしまうよりマシ。

 

パワハラかどうかわからないハラスメント、実際にどのくらいの人がパワハラを受けているか、その辺りを次の項目で解説します。

 

我慢せず今すぐにでもプロに救いの手を差し伸べてもらおう。

サイレント型パワハラという、上司の精神の追い詰め方も多様化している。

性別・世代問わず8割がパワハラを経験しており、

転職大手のエンジャパンがパワハラについて、会員登録する35歳以上の方、2,911名への「3種類」でのアンケート調査があります。 

 

実に8割以上の人が「パワハラを受けたことがある」と回答。

 次に「男女別」の回答です。

こちらも男女ともに割合がほぼ変わらない。

 最後に「年代別」の結果です。

30代が少し多いですが全体の割合は変わりません。

 もちろん個人的な受け取り方の差はありますが「ほぼ8割」がパワハラを経験。

これは悲しいです。

 

ジワジワ精神を追い詰める「サイレント型」事例の増加

現在では監視の目も多くなり、昔のような恫喝や暴力などの「目に見えて分かるパワハラ」は少ないです。

 

その反面で最近多くなってきているのが、人の目や法をかいくぐる「サイレント型パワハラ」の存在。

 

前述の恫喝や暴力は周囲が気付きますが、このサイレント型は周囲が気づかないタイプのハラスメント。

相手を精神的に追い詰めるタイプにはこちらも共通しています。

< 精神的に人を追い詰める人の特徴 >

  1. 他人を苦しめるのが楽しい
  2. 自分の弱い姿を投影している
  3. 単なるストレス発散に利用する
  4. 相手にとって自分が必要だと思っている
  5. 自分の言動は認められるべきと思い込んでいる

 

特に1の「他人を苦しめるのが楽しい」というタイプは下記で解説する人の不幸を喜ぶ「シャーデンフロイデ」と呼ばれるタイプで大変危険。

下手をすると本人もそれだと気づかず、どんどん精神をすり減らしていって気づいたら会社に行きたくなくなっているという、そんな恐ろしいタイプのもの。

 最近では精神的に追い詰めて従わせる、自分が間違っていると思い込ませる、

ガスライティング」という事例も聞かれるように。

心理的に相手を操作して正気を失わせる虐待の一種なのです。

 

 サイレントパワハラ上司は自分で気づいていない、こういうことをずっと続ける上司たち。

  • 「クラッシャー上司」
  • 「デストロイヤー上司」

そう呼ばれ、部下が一向に育っていきません。

 

直接対話だけでなくコミュニケーションのツールも多くなった今の現代。

言葉のやり取りや相手の目を見て話す必要のないコミュニケーションも多くなりました。

そこで行われるハラスメントは「言葉で言われる以上」に傷つく人も多いのです。

 

次の項目では、近年増えてきているハラスメントだとは気付きにくい「サイレント型」のハラスメントの事例について解説。

1つでも当てはまることがあれば要注意。

2つ以上該当するなら環境の変更を検討するべき。

 

上司に精神的に追い詰められる「サイレントパワハラ

「サイレント型」ハラスメント

  1. 答えられなくなるまで問い詰める
  2. 他の人と比較し「不要」をチラつかせる
  3. 上長と共同してメンバー全員で問い詰める
  4. 嘘の噂を流される
  5. 一挙手一投足を責められる
  6. ことあるごとに個室に呼び出されダメ出し
  7. メールの書き方や内部ルールにダメ出し 

順に説明しますね。

 

1.答えられなくなるまで問い詰める

 

上司の「指導」とは部下に「道」を示して経験を積ませてあげること。

立場的な優位性を振るって

  • 「で?」
  • 「どうするんだ?」

と答えられなくなるまで問い詰める。

 こんな人間が役職手当てをもらっているなら返上すべきで、気づかずその役職に据えている企業も先が見えます。人が育たないでしょう。

対応しようという努力は不要なのです。

 

2.他の人と比較し「不要」をチラつかせる

 

このタイプもよく耳にするんですが、おそらくその人以外にもやっている思われる内容なのでは。

  • 「そんなこともできないのか」
  • 「お前の代わりはいくらでもいる」

言ってる本人は奮起させようとしたと言うかもしれませんが、これは「指導」ではないのです。

単なる「嫌がらせ・叱責」。

こっちもこんな組織は不要と三下り半と突きつけてやることをオススメします。

本当に代わりがいくらでもいるのは「その上司の代わり」なのです。

 

3.上長と共同してメンバー全員で問い詰める

一人から言われるのならまだしも、メールで複数の人間が被せて自分を非難してくるケース。

こんなことあるの?と思うかもしれませんが、本当にあった事例なのです。

完全に弱い1人をターゲットに楽しんでいる「小学生レベルのいじめ」と同じです。

 集団心理とは恐ろしいもので、

複数で責める分、一人一人の発言が重くなっていることに気づきません。

即刻転職の準備をしましょう。到底協力して成果を上げる「チーム」にはなりません。

 

4.嘘の噂を流される

これも過去に相談を受けた事例ですが、一体誰が得するのか?

 前述の参考記事で人の不幸を喜ぶ「シャーデンフロイデ」について記事を書きましたが、

人の不幸や失敗を喜ぶタイプは必ずそばにいるでしょう。

 すぐにこう言った人間関係は断ち切りましょう。耐えればそれだけエスカレートしていきます。

 

5.一挙手一投足を責められる

何をしても文句を言ってくるので、もうどうしたらいいかわからない。

いえ、どうしようが言うんです。それが「ルーティン化」してるんです。

そんな上司のもとで働いていてもあなたが得られるスキルはないです。

 人生の貴重な時間がもったいない。

 

6.ことあるごとに個室に呼び出されダメ出しされる

これは陰湿です。「〇〇さん、ちょっと」と言われるたびに全身冷や汗が流れると、この事例の方は言っております。

それだけ精神的にストレスになっていたようです。ダメ出しだけで終了。道筋を示すことはない。

 指導ならば終わった後に「気持ちが前向きになっている」必要がありますが、

それすらできない無能な上司の下は早く離れるのが賢明。

耐えてしまう人があまりにも多いのです。

 

7.メールの書き方や内部ルールにダメ出し

これも実際に聞いたときは「?」となりました。

社外での対応について言われるならまだしも、社内のルールに沿っていないとかメールの書き方がおかしいなど「内弁慶」的なダメ出しや、そもそもルールの煩雑な会社は無駄な労働時間を強いられるケースが多いのです。

 日報や報告などは全てメールでいい。

自由度の低い会社の特徴

  • 朝礼が長い
  • ラジオ体操をしている
  • 持ち回りでスピーチがある
  • 日報が手書き

 こんな会社は人生の貴重な時間を無駄にするだけです。



 

サイレントパワハラな精神を追い詰める環境から脱出!

前項では7つのパターンを列記しましたが、これらは全て実際にあった内容。

きっと他にもまだまだたくさんのサイレント型のハラスメントが存在しているでしょう。

共通しているのは声を荒らげたりしていないので「周囲はあまり気づかない」こと。

それがじわじわとあなたの精神を蝕んでいきます。

思い当たることがあるなら「当たり前」と思ってはいけないのです。

 誰も「あなたの心身の健康を奪う」ことは許されない。

そしてこの「サイレントパワハラ」は、あなたが耐えてしまうとエスカレートしていきます。

耐えてしまったことで「このくらいなら大丈夫」と相手に誤った認識を与えてしまうのです。

こういう人が近くにいたら離れることをしないと不幸や失敗を誘発しようとすらしかねない。

協力して成長していくはずの「組織」内部がそんな状態では決して成長は見込めないのです。

 自分の力でどうにもならないことに時間を浪費しない。

「より良い環境」を求めて行動するのは「私たちの権利」なのです。

 

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