頑張らない働き方のレシピ。「100年時代」に必要な仕事術とは
今回の記事では、生産性世界一ではないのに世界一疲れている日本人の働き方について説明します。
世界的大企業Google式の「頑張らない働き方」について解説していきます。
この記事を読んでいただければ、あなたの仕事のムダなものがわかってきます。
そして「仕事の断捨離」で効率が驚くほどあがると同時に夢に近くことができます。
こんな方にオススメ
- もっとラクな働き方が知りたい
- 仕事での無駄な作業が多いと感じる
- 今の仕事をずっと続けるべきか悩んでいる
目次
【仕事】頑張らない働き方のレシピ。「100年時代」に必要な仕事術
いまだ忍耐が美徳の風習が残る日本の異常さ
Google に学ぶ「頑張らない働き方」
仕事で「頑張らない働き方」のために最初にやるべきこと
1.「頑張る」と言わない
2.Googleのやり方
3.「ToDoリスト」を捨てる
仕事で「頑張らない働き方」に重要な行うべき断捨離
1.仕事
2.人間関係
3.生活
仕事で「頑張らない働き方」への断捨離で全てスッキリ!
いまだ忍耐が美徳の風習が残る日本の異常さよ。
過去の日本では「努力」「根性」「忍耐」これが美徳とされてきていました。
あなたも頑張りすぎて心や身体が疲れているのでは。SNSにもそんな心の叫びで溢れているのです。
無理だ、もうこんな働き方してたら過労死してしまう。
明日用に体力作らんとあかんのに、仕事クソ忙しくて心身ズタボロだ。たぶん夜中までザンギョウ確定だし、つらい。
いやほんと仕事落ち着かないな。さすがにちょっと頑張りすぎって言われ始めたから緩めないともたないな。
もうそんな努力や忍耐の時代じゃないです。
新型コロナウイルスの世界的な流行を機にテレワークも増えて働く場所を選ばなくなりました。
でも真面目な日本人はそんな状況でも満員電車で通勤していきます。ネット上では「痛勤(つうきん)」なんて皮肉をこめて書かれたりしています。
これは海外から見たら「考えられない行動」です。
では、現状のあなたの働き方と照らし合わせてどうすれば良いか?
これについて解説します。
思考が劇的に変化しますので、最後までお付き合いください。
また結構驚く内容になっているので覚悟のほどを。
次の項目ではまず「最初にやるべき事」について解説します。
仕事で「頑張らない働き方」のために最初にやるべきこととは
誤解のないようにお伝えしますが大前提として「頑張らない働き方 = 楽に働く」ということとは違うのでご注意を。
後述しますが日本の生産性は世界一ではないのに、日本人は世界一疲れ果てていると海外から見られます。
この内容は成果を10倍にしようというGoogle社の考え方、働き方を自分自身に落とし込む内容となっています。
早速「取り入れるべき3つのポイント」を見てみましょう。
1.「頑張る」と言わないこと
よく会社でも上司から何かを頼まれたら「頑張ります!」と言っているかも。しかし口グセになっておりませんか。
これは「決意表明」で、思考停止を招き、生産性を下げる結果になってしまいます。
日本人が美徳としてきた「努力」「根性」「忍耐」はかえって生産性を下げるのです。
頑張らなくていいのです。ただ重ね重ねになりますが、それは「楽をする」という意味ではありません。
これから解説していくことを実践したら確実に怒られると思います。そう簡単に皆が受け入れるものではない考え方だから。
でも、怒られてイノベーションは起きてきます。
そのことを念頭において読み進めて頂ければと思います。
2.Googleのやり方
ピョートル氏が提唱するのは「成果を10倍にしよう」ということです。これだけ聞くと、行動を10倍にすれば成果が10倍になるのか。
そう言われればそうとも言えませんし、そもそもできないのです。
これを達成するために極限まで「仕事の断捨離」を行うということなのです。
それは今まであなたが常識と思っていたことすら覆すでしょう。
しかしGoogle社はそれによって世界的大企業に成長してきました。
3.「ToDoリスト」を捨てる
皆さんその日のタスクをリストにして終わったら消すということをしているのでは。
この「ToDoリスト」は捨ててしまいましょう。
そこで「やらないことリスト」を作る。「無駄」を極限まで省く。
つまり「頑張るの反対」が頭を整理するということ。
こういう考え方なのです。
不要なことは徹底的に断捨離をする。これが頑張らない働き方の基本となります。
次の項目では「3つの要素」で必要な「変革の具体的方法」をお伝えします。
仕事で「頑張らない働き方」に重要な行うべき断捨離
重ねて記載しますが「楽をする」事が目的ではないです。行動する際には「時代遅れで理解できない人」から怒られる覚悟はしてください。
頑張らないための3つ断捨離
- 仕事
- 人間関係
- 生活
順に説明します。
1.仕事
仕事上では下記の3つのポイントを習慣化するようにしましょう。
一人でやらない。
できる人は一人でできるのです。
しかし、それでは生産性を10倍にはできないです。
ポイントは仲間もしくはプロに頼む、つまりアウトソーシング・外注することです。
自分じゃなきゃできないことかを見極めて任せる。
ここがポイントになります。
「やらないこと」を増やすことで効率化していきます。
注意ポイント
これができないが故に、生産性世界一じゃないのに世界一疲れ果ててるわけです。
ずっとやらない
同じ仕事をずっとやり続ける必要はなく、むしろやってはいけないのです。
ピョートル氏も「インパクト、学び」。
この両方があることだけをやり続けろと言ってます。
長く同じ仕事をした「慣れ」がどちらかを薄めていってしまいます。
それではインパクト(影響)も学びもなくなってしまいます。
常に「どちらも得られること」をやり続けろと言ってます。
インパクトか学びがなくなったら積極的に違う環境に身を置供養にしましょう。
1つの会社で勤め上げる日本と違い、海外では転職は普通、変化は普通なのです。
会議に出ない。
あなたの会社でも毎週「定例会議」とかしてませんか。
アジェンダ(議題)のない会議・意味のない会議・ミーティングが多く無駄がてんこ盛り。
わざわざ外出から帰社してまで出る必要もない無駄な時間なのです。
ここも頼って他の人に出てもらって、まとめを聞くだけでOK。それを聞いて、次出るか決めていきます。
会議とは、「結論」があってそこに向けてのアウトプットの場です。
意見を出して結論を出そうという会議は不要なのです。また、7人以上の会議にも出ないこと。
日本の会議は意見を言わない人がたくさんいますがどうでしょうか。
Google社では意見を出さない人は、次から会議に呼ばれないそうなのです。
意見が出そうな6人でぱっと決めてしまう。
これらをやると確実に怒られると思います。でも怒られてイノベーションが起こすことができる。
これができる環境を見つける手段の1つが「転職」なのです。
2.人間関係
返信しない
メールに全返信する人 = 思考停止する人。
丁寧に返信することはいいことなのですが、その返信作業だけでかなりの時間を費やしてしまいます。
ピョートル氏いわく
全メールの中で本当に返信が必要なのは「1割」で、その他9割はシカトでOK。
NGの意思は「既読スルー」で伝わるのです。
会わない
会う人間を自分で決めるようにしましょう。
ビジネスパーソンは下記の5つに分類します。
5つの分類
1.変革層(時代を変える影響力)
→ 急いで会いに行くべき
2.実践層(実際に行動してもがいている)
→ 会う価値がある、実践して実績をだし影響力を持てば「変革層」になる
3.変えたい層(変えたいけど一歩踏み出せない)
→ 行動力を持てば「実践層」になる
4.気づいた層(気づいたけど諦めている)
→ 希望を持てば「変えたい層」になる
5.ゆでガエル層(変革しないとまずいことに気づいていない)
→ 危機感がない。持てば「気づいた層」になる。
あなたが既に何かを実践している人ならば、3を含むそれ以下の層とは会わないこと。
説得しない
理解してもらえない人を無理に論破したり説得する必要はない。
「会う人」と「コミュニティ」は自分で選ぶ。
わがままになってシンプルにする。これがやらないことリストを増やし、人間関係の断捨離をすることになります。
3.生活
本を読みきらない
日本人は本を読むのも真面目。頭から読み始めて難しくて挫折したりします。
しばらく置きっぱなしにしてまた「読まなきゃ」と取り出しまた挫折する。自己嫌悪になる人もいたりします。
大事なのは読み切る達成感より「知恵」を得ること。
目次から「自分に必要そうなところ」を選んでを読めばOK。
最近は電子書籍で持ち歩く人もいますが、電子か紙かあなたのスタイルで選べばOK。
スマホを鞄に入れない
それって失礼にならないかと思うかもしれませんが大丈夫。
会話でもわからない事を調べられるよう、フランクにスマホは出しておくといいでしょう。
その際、通知はオフ。
貴重な時間を使って会った人とは、そのくらいの関係性を作って話が分からないということがないように話の全てをインプットするようにしましょう。
思いっきり影響を受けて気づきを得て自分の実践に移していきましょう。
そのためにはあなた自身が今、前述の1から5までのどの層に属しているのか、よく見てください。
大きすぎる夢をもたない
あなたも何か夢を持っていますよね。
でも日々の仕事でそこに目を向ける余裕がない、でも頭には常にあって狭間で揺れるている。
それに向けてすべきは「プレッシャー」を捨てることです。
日々のToDoで遠く感じる夢。
でもいつかはと思っていますよね。思っているだけでは進まないです。
まず「夢へのミッション」を決める。つまり「具体的にできること」。
ミッションに「行動」が加わると、「変化」が生まれ雪だるま式に大きくなります。
それが明確に「夢」という形になります。
なのでミッションのためにならないことを極限まで排除していきましょう。生活の断捨離です。
この3つのシーンでの断捨離が頑張らずに効率を上げ、そしてあなたに「新たな学びとインパクト」を与える環境を呼び寄せてくれます。ぜひ実践してみましょう。
仕事で「頑張らない働き方」への断捨離で全てスッキリする
ここまで長く書いてきましたが、「頑張らない働き方」をするためにあなたの身の回りの環境を変えることが必要だということがわかったかと思います。
変化につきものの「バイアス(自己制限)」これを恐れないように。
今後の長い人生で最小の力で最大の結果を出すために今、思い切った整理をしてしまう。
それだけであなたの頭、心、そして人生までもがスッキリとクリアなものになるでしょう。
そうなるとやるべきこと、やらないこと、
この仕分けが自然とできるようになり、まるで1日が長くなったかのような錯覚に陥ることでしょう。
1箇所に留まることが良いことという、固定観念から解放されて、あなたがより成果を出せる環境を手に入れることを応援します。