毎日でもできる!ストレスに負けない心の整え方
今日は、ストレスに負けない心の整え方についての話。
「気持ちがスッキリしない」
「夜になると、ネガティブなことばかり考えてしまう」
「休んでいるのに体調が優れない」
こんな悩みを抱えている人は多いのでは。
生きている限り、私たちはストレスから逃れることはできません。たかがストレスと思うかもしれませんが、放っておくとストレスを感じているのが当たり前の心理状態になっていってしまいます。
ストレスは、体内で活性酸素が過剰に発生しカラダの老化を促したり、さまざまな病気の原因になるといわれます。
そうならないためにも「心のそうじ」が大切。ほこりが毎日溜まるのと同じで、ストレスも日々蓄積されていくのです。
目次
- 1 ストレス解消法は質より量
- 1.1 やってはいけない方法もある
- 2 寝る前に1日を振り返る
- 3 科学的に効果が認められた心理テク
- 3.1 “心のそうじ”は20分あればできる
- 3.2 書き終わった紙は破く
ストレス解消法は質より量
「何事も量より質」といわれがちですが、ストレス解消法に関していえば、より多くのテクニックを知っておくべきだと思います。
なぜなら、人の心は一つとして同じものがなく、解消方法もそれぞれ異なるから。
掃除をする際に使う洗剤を一つとっても、汚れに応じたものを使うのと同じです。自分なりのストレス解消法を持っておくようにましょう。
やってはいけない方法も
ストレスが溜まると暴飲暴食に走る人がいますが、気持ちのリセットにはなってもストレスが軽減しているわけではないのです。
ストレス解消はあくまでも心の負荷を減らしつつ、ストレスに負けない心をどう作っていくかが重要になってきます。
寝る前に1日を振り返る
ストレスを溜め込まないためにも、その日一日の言動を振り返るのがおすすめ。
ここで重要なのは、自分の感情に素直になるということ。記憶が鮮明なその日のうちに振り返ることで、心やカラダがどう動いたのかを思い出します。
- 駅を歩いていたらスレ違いざまにぶつかった。避けもしないで腹が立つ。
- 部下から全く仕事の進捗報告がこない。イライラする。
- 心がザワザワして落ち着かない。原因がまったくわからず辛い。
どんなに些細なことでも構いませんので、あなたがネガティブに感じたことや気がかりなことがあるなら、全て吐き出すようにしましょう。
科学的に効果が認められた心理テク
とはいえ、ただ1日の振り返りを行っても余計に心がモヤモヤしてしまう可能性も。
そこでおすすめしたいのが「エクスプレッシブ・ライティング」。「エクスプレッシブ・ライティング」とは、自分が体験したネガティブなことについて、その時抱いた感情や思考を包み隠さず書き出すという心理療法のテクニックです。
素の自分を文字にしてアウトプットすることで、怒りや不安といったマイナス感情が緩和され、幸福感が高まることが科学的に認められているようです。
また、感情や思考という目には見えないものを文字にすることで認知機能が上がったとの報告もあるようです。つまり、「エクスプレッシブ・ライティング」を行うとメンタルが強くなるだけでなく、頭まで良くなるという驚きの効果が得られるのです。
“心のそうじ”は20分あれば可能
学校や仕事からの帰宅後、就寝前の20分間自分と向き合う時間を作るといいでしょう。そしてこの時間は、誰にも邪魔されないよう「素の自分」を存分に出します。
文章が苦手な人は箇条書きでもいいです。嫌なことや不快に感じたことを、ただ書き出していくのです。
部屋をずっと掃除していないとどこに何があるのか、わからなくなることがあるのでは。心も同様に疲れたまま放っておくと、何に悩んでいるのかが分からなくなってしまいます。
「エクスプレッシブ・ライティング」を行うことで、思考が整理されイライラの原因がきっと見えてくるはず。
書き終わった紙は破く
おそらく、20分間はあっという間に経過するでしょう。自分の感情を吐き出した紙は、最後にビリビリに破いて捨てます。
ゴミ箱に捨てるという行為を行うことで、悩むのを終えるという終了サインになるのです。騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか。