有意義な時間の使い方ができるようになる法則
有意義な時間の使い方を知れば私の人生も変わるのに……。
こんな悩みを解決したいと思います。
・時間を有効活用するための5つの法則
・時間の使い方が上手くなるメリット
・時間の使い方が下手になる習慣
・有意義な時間の使い方をしている人の特徴
・時間を有効活用できるようになるおすすめ本
時間はお金よりも貴重な人生の「通貨」です。1日24時間という限られた時間をどう使うかで人生は確実に変わってきます。
10~20代のころは時間の使い方が下手で、仕事に追われて自由時間が思うようにとれない人生を送っていくかたが多いように思います。これからお話する内容は、すぐに実践できるうえに誰でも簡単に習慣化できるものばかりです。
今回は、人生を謳歌するための有意義な時間の使い方をわかりやすく解説します。
目次
- 1 有意義な時間の使い方ができるようになる5つの法則
- 1.1 その①:1日の時間の使い方を記録する
- 1.2 その②:「有意義な時間」と「無駄な時間」を分類する
- 1.3 その③:優先順位を決める
- 1.4 その④:やるべきことをすぐに実行する
- 1.5 その⑤:疲れる前に休む
- 2 時間の使い方が上手くなるメリット
- 2.1 自分の時間が増える
- 2.2 仕事の生産性が上がる
- 2.3 心にゆとりができる
- 2.4 自己成長につなげられる
- 3 時間の使い方が下手になる習慣
- 4 時間の使い方が下手な人の末路【地獄です】
- 5 時間を賢く使っている人の特徴7つ
- 5.1 その①:朝の時間を有効活用している
- 5.2 その②:頑張りすぎない
- 5.3 その③:ストレスを溜めすぎない
- 5.4 その④:「フォーユー行動」ができる
- 5.5 その⑤:計画の立て方が上手い
- 5.6 その⑥:誰よりも働いて誰よりも遊ぶ
- 5.7 その⑦:睡眠時間を減らさない
- 6まとめ:時間の使い方は誰でも変えられる!
有意義な時間の使い方ができるようになる法則5つ
ポイントは下記のとおり。
- 1日の時間の使い方を記録する
- 使った時間を2つに分類してみる
- 優先順位を決める
- やるべきことをすぐに実行する
- 疲れる前に休む
順番に解説していきます。
①:1日の時間の使い方を記録
時間を有効活用するためには、まず自分が何にどれくらいの時間を使っているかを知ることから始めましょう。
仕事術の本に「やるべきことを洗い出そう」といったアドバイスが書いてありますが、時間に追われているのに今までやっていなかった作業を増やしても習慣化しないのでは。
記録に使うのはスマートフォンのカレンダーアプリが便利。
- 何か作業を始めたらカレンダーにやったことを入力
- 次の作業を始めたら再びカレンダーにやったことを入力
この2つを繰り返してくと自分の1日のスケジュールが可視化することができ、何にどれくらいの時間を使ったかがひと目でわかるように。
やったことを入力する際、自分が有意義だと思うことと無駄にしたと思うことを色分けしておくとさらに良いでしょう。
1~2週間くらい継続するとより詳しく自分の行動が振り返れます
②:「有意義な時間」と「無駄な時間」を分類
1日の時間の使い方がわかったら、今度は使った時間に対して有意義な時間と無駄な時間にカテゴライズしてみるといいでしょう。
有意義な時間とは
- 楽しいこと幸福感で満たされる時間
- 達成感や自分のプラスになったと思う時間
のこと。
反対に無駄な時間は、ダラダラと過ごした時間や意味もなくスマホを触っていた時間など「やらなきゃよかった……」と後悔するような使い方をした時間です。
無駄にしている時間があることを知ることが大切です。
①で自分が使った時間に対して色分けをしておくと、二度手間にならないでしょう。
「Googleカレンダー」は使いやすくておすすめ。
自分が何にどれくらいの時間を使ったかを一目でわかるようにしておくことで、自分の時間をどれくらい捻出できるかがわかるようになります。
③:優先順位を決める
自分の時間の使い方がわかったところで、次はやるべきことの優先順位を決めましょう。
自分が時間を費やしていることに対し、2つに分類してみます。
- 集中力が必要なこと:文章を書く、プレゼン資料・重要書類の作成、読み書きの学習など
- 集中力が不要なこと:メールチェック、皿洗い、音声学習など
分類ができたら、いつやれば効率よく物事をこなせるのかを考えます。
朝のほうが頭が冴えているという人は、午前中に集中力を使う作業をつぶしていき、午後は負荷の少ない作業をこなすようなスケジュールを立てるといいかもしれません。
集中できる時間帯をフルに有効活用することで時間効率は2倍、3倍にも。これを日々積み重ねていくと、週40時間を捻出することも可能となります。
40時間も自分の時間があったらジムや習い事、趣味もいっぱい楽しめます。
時間がないという錯覚に陥っている人は少なくないでしょう。まずは無駄の棚卸しからはじめるといいですね。
また、やらなければいけないこと=集中力を必要とすることでもあるので、脳が元気なうちに片付けることでストレスを最小限に抑えられるというメリットも。
④:やるべきことをすぐに実行
やるべきことをつい先延ばしにしてしまったという経験、誰でも一度はあるのでは。
やるべきことの多くは、本音でいうとやりたくないことである場合が多いと思います。そこで頑張ろうとしたり、特別なことをやっていると感じたりすると脳が大量のエネルギーを消費するため、疲れてしまうのです。
“すぐやる人”になるためには、まず肩の力を抜いて「とりあえずやってみる」が大事。
「とりあえず文章を書こう」「本だけ開いてみよう」といった具合にやるべきことのハードルを徹底的に下げることですぐに行動へ移しやすくなっていきます。
「毎日頑張る!」って思ったことほど続きません。
顔を洗ったり歯を磨いたりするように意識しすぎないことが一番です。
⑤:疲れる前に休む
時間を有効活用するためには、休むことも非常に重要。
集中力が落ちたまま別の作業をしても効率は悪くなる一方です。疲れる前に休んで集中力を回復させることに徹することでやるべきことが早く終わり、結果として自分の時間を作ることにもつながってきます。
自分が本来持っている100%集中力を120%へ引き上げるのは正直難しいですが、70%まで落ちた集中力を90%まで戻すことはできます。
集中力が落ちれば当然パフォーマンスも落ちるので、1時間でできる作業に2、3時間かかってしまうとかなりのロスに。
緩急をつけて疲れる前に休むことを心がけてみるといいでしょう。
時間の使い方が上手くなるメリット
ここまで有意義な時間の使い方について説明してきました。
ご紹介した法則を使って時間の使い方が上手くなると人生にどのような変化が生まれるのでしょうか。
自分の時間が増える
仕事の生産性が上がる
心にゆとりができる
自己成長につなげられる
時間の使い方が上手くなると、自由な時間ができます。
資格や自分にとってプラスになるような自己投資に使うと、さらに仕事効率がアップしたり、転職に有利な資格を取ることができ、自己成長へとつながっていきます。
心にもゆとりができている状態なので、自分に自信が持てるようになり、新しいことに挑戦することも厭わなくなるわけです。
あなたが本当にやりたいこと、やりたいことが見つかるかも。
時間の使い方が下手になる習慣
自分を過信する
イエスマンになる
マルチタスクをこなす
時間の使い方が下手な人の末路【地獄です】
忙しすぎていいことは、何一つありません。時間管理のスキルはただ効率的に時間が使えるようになるだけでなく、人生を豊かにするスキルでもあるということを覚えておくといいでしょう。
時間を賢く使っている人の特徴
①:朝の時間を有効活用している
「朝活」をしているビジネスパーソンが多いように、朝は脳がクリーンな状態で高い集中力を発揮することができる「脳のゴールデンタイム」。
2016年に開発かれた、集中力を継続的に測定できるメガネ「JINS MEME(ジンズミーム)」が500人の集中力データを測定したところ、最も集中力が高かった時間帯は朝6~7時台だったとのこと。
起床後2~3時間は脳のゴールデンタイム、この時間をどう使うかで重要。
②:頑張りすぎない
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、有意義な時間を使おうとあれこれ頑張っても長続きしません。
あなたの周りにもズボラやいい加減なのに物事を要領よくこなす人がいると思います。真面目な人ほど「~しないといけない」「~すべきだ」と固定観念の囚われがちで、心にゆとりがない人が多いです。
時には妥協点を見つけて努力しすぎないことも大切で、脳が疲れるとどんどん時間に追われてしまいます。
③:ストレスを溜めすぎない
「時間がない」と感じてしまうのは、ストレスや不安が原因となっている場合もあります。
無数のやるべきことに日々追われ、ゲームやSNSなどの娯楽によって集中力は低下する一方。さらに時間に追われるという悪循環が生まれ、ストレスも蓄積されていきます。
時間の使い方が上手な人は、時間にゆとりを持つことができているのでストレスレベルも普通の人より低いです。
自分なりのストレス解消方法を見つけて、時間に追われる感覚から脱してみましょう。
④:「フォーユー行動」ができる
つまり相手を待たせるようなことは極力避ける。こうした人との仕事はスムーズに進むうえに質の高い仕事ができます。
アメリカでは「ASAP(as soos as possible)」という「可及的速やかに」を意味する言葉があり、日常的に使われているそうです。
他人を優先して時間を割ける人は、時間感覚が2倍に伸び、生産性もアップしたという実験データも。
ASAPを心がけて仕事をこなすことで「信頼」と「お金」を得ることができる、まさに他人への思いやりは最強のタイムマネジメントの一つといっても過言ではありません。
⑤:計画の立て方が上手い
効率的なタイムスケジュールを組んでも計画倒れしては意味なし。
時間の使い方が上手い人は、自分を客観視する能力が高く、物事にどれくらいの時間がかかるかを把握するのも上手。
自分が何にどれくらいの時間を使っているかを知るためにも、まずは一日の行動を記録することから始めましょう。
⑥:誰よりも働いて誰よりも遊ぶ
有意義な時間を送っている人は、人生の満足度も高いようです。
時間は自然と過ぎていくもの。早い決断力ですぐに行動へ移すのでこなす仕事量は多く、自分へのごほうびも大切にしようとします。
メリハリのある生活を送ることで、人生を誰よりも謳歌できるのです。
⑦:睡眠時間を減らさない
朝は脳のゴールデンタイムといいましたが、脳が高いパフォーマンスを発揮するには質の高い睡眠をとることが大前提。
できれば7時間は睡眠にあてたいところ。どうしても難しい場合は最低でも6時間は眠るようにしましょう。
睡眠の質を高める方法
- 小説を読む
- スマホは見ない
- ペットと戯れる
- ストレッチをする
- ぬるめのお風呂に10分浸かる
ゆったりとした時間や心身のリラックスをすることで睡眠の質が上がり、同じ睡眠時間で目覚めが全く異なってきます。
有意義な時間を使えるようになりたければ、睡眠は最優先で確保するようにしましょう。
まとめ:時間の使い方は誰でも変えることができる
話のまとめ
- 時間を有効活用したいなら1日の流れを記録しよう
- 有意義な時間を増やし、無駄な時間を減らそう
- 時間管理が上手くなると人生が変わる
- 時間に追われる人生は地獄でしかない
すでにお気づきかもしれませんが、時間の使い方は才能ではなく、ちょっとしたコツです。
自分にできることから始めることで、あなたの時間の使い方は毎日少しずつ変化していきます。
自由な時間であなたは何をしますか